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三大栄養素

 エネルギーになる三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)


 エネルギーになる三大栄養素

糖質(炭水化物)

 脂質とともに主要なエネルギー源(1g当たり4kcal)になる。全てブドウ糖まで分解され吸収

  • 燃焼が速いため、すぐにエネルギーになる
  • 唯一、脳・神経系・血球などのエネルギー源(朝食を摂らないと、頭が覚めません)
      ⇒脳や血球だけで、1日180gのブドウ糖が必要とされています
  • 余分なブドウ糖は、グリコーゲンに変化して肝臓と筋肉に貯蔵されます
      ⇒さらに余分なブドウ糖は、中性脂肪として体内に貯蔵されます
  • ビタミンB1と一緒に摂ると効果的です

 不足…疲労感、思考力の低下、肌荒れ、病気の抵抗力の低下、痩せなど
 摂りすぎ…肥満、糖尿病など




脂質

 主要なエネルギー源(1g当たり9kcal)になり、細胞膜・血液・ホルモンの成分になる。脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を助ける。

  • エネルギー効率がよい(少ない量で大きなエネルギー)
  • 余分な脂質は、中性脂肪として体内に貯蔵されます
  • 食物繊維と一緒に摂ると効果的です

 不足…疲労、細胞機能低下、抜け毛、肌のカサつき、痩せなど
 摂りすぎ…肥満、動脈硬化など


コレステロール

 細胞膜・血液・ホルモンの成分になる。

 目安量(mg /日)⇒成人男子750mg未満、 ⇒成人女子600mg未満

 不足…脳出血、脂質の消化吸収低下など
 摂りすぎ…動脈硬化、胆石、胆のうガンなど

  • 悪玉コレステロール…組織へ運ばれるもの
  • 善玉コレステロール…増えすぎた悪玉コレステロールを組織から回収する

 善玉コレステロール増やすもの
 ⇒魚類(DHA)・食物繊維・適度なアルコール(ビール大瓶1本、日本酒1合)など


脂肪酸の種類

飽和脂肪酸・・・中性脂肪やコレステロールを増やす(常温で固体なラード・バターなど)

 目標量(%エネルギー) ⇒成人男子・女子4.5~7.0%

 不足…血管がもろくなる、貧血、めまいなど
 摂りすぎ…肥満、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中など

不飽和脂肪酸・・・常温で液体なもの

一価不飽和脂肪酸・・・悪玉コレステロールを減らすオリーブオイルなど)

 ⇒不足…動脈硬化など、摂りすぎ・・肥満など

多価不飽和脂肪酸・・・n-6系(植物油など)、n-3系(魚油など)

「n-6系脂肪酸」・・・悪玉・善玉コレステロールを減らす

 目安量(g/日)⇒成人男子10~12g:成人女性9~10g、妊婦9g、授乳婦10g
 ⇒摂りすぎ…肥満、アレルギー症状など

「n-3系脂肪酸」・・・悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす

 目安量(g/日)⇒成人男子2.6~2.9g:成人女性2.2~2.5g、妊婦2.1g、授乳婦2.4g
 ⇒不足…記憶力低下、発育不全など、摂りすぎ・・肥満など




タンパク質

 エネルギー源(1g当たり4kcal)になる。身体を構成する細胞質の主成分になる。全てアミノ酸まで分解され吸収

 推奨量(g /日) ⇒成人男子60g、成人女性50g(妊婦+10g、授乳婦+20kcal)


20種類あるアミノ酸のうち、体内で合成できない9種類「必須アミノ酸」

⇒イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニールアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン

 必須アミノ酸は9種類中どれか1種類でも量が少ないと、その1種類の量までしか利用されない⇒バランスよく摂ることが必要です

 不足…身体全体の機能低下、体力低下、思考力低下、肌のカサつき、肌のくすみ、など
 摂りすぎ…腎臓機能低下など


※推定エネルギー必要量・目安量・推奨量・目標量などについては、日本人の食事摂取基準(2005年版)を参照しています。




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